2016年05月04日
数ある改良ベタの種類
意外に多くの種類が出回っているベタ
ひと言でベタ(改良ベタ)と言っても色んな種類がいます。まずはそこから理解をして、これからベタを飼おうって方はお好みのベタを選んでみてください
【1.トラディショナルベタ】
最もポピュラーな種類が、このトラディショナルベタです。
ホームセンターなんかで600円くらいから瓶に入っていたり、水槽とセットになって販売されていますね
色は赤や青、白など色々で、ヒレの色が混合しているベタなんかもいますね。
アイデア商品で、上段にハイドロカルチャー、下段をベタ水槽となっている変わった水槽があったりと面白いですね。
【2.ツインテール(ダブルテール)】
尾ビレが二股に分かれているのが特徴的です。
金魚で言えば蝶尾のような感じですかね。
余計にややこしい説明でした
このツインテールでヒレ色がグラデーションになっていると、とても優雅な雰囲気を醸し出してくれますね
この種の中でも、特に大きく広がる尾ビレを持つ個体はフルムーンといいます。。。満月?
【3.クラウンテール】
非常に特徴的なヒレの形をした種類です。
棘の様なギザギザとした尾ビレが特徴的で、こちらも様々な色彩の個体が存在します。
パッと見では、尾腐れ病かと心配になってしまうほど棘々とした尾ビレです。
この個体が尾腐れ病になるとどうなるんだろう。。。
ちなみにこの棘は、軟条(レイ)といいます。
【4.キングクロス(又はクロスレイ)】
クラウンテールの中でより細かくギザギザが広がる個体の種をキングクロスというそうです。
まるで触角が尾ビレについているかのようです。
【5.ハーフムーン】
1枚の尾ビレが半月状(180度)に見えるところから名付けられた、ショウベタの最高峰と言われる品種です。
当然、お値段もグ~~~ン(ザキヤマ風)と上がってきます。
人間でいえば、シンデレラのようなお姫様が鮮やかなドレスを着ているという感じですかね。
【6.スーパーデルタ】
上記のハーフムーンの尾びれが120~180度未満はスーパーデルタと言います。
非常に微妙ですよね。
170度だとスーパーデルタになるんですから。
カラーバリエーションが多く、ハーフムーンよりもお手頃という種です。
個人的には、将来的にこのスーパーデルタを様々なカラーバリエーションでコレクションしたなぁっと思っております。
【7.プラカット】
ベタの中でも最少クラスでとっても可愛い品種です
現地語でプラ(魚)、カット(噛む)と呼ばれ、闘魚に用いるために長年改良されてきた品種でもあります。
比較的原種に近い形質で、そのためか非常に丈夫で飼いやすいタイプらしいです。
見た目は小さいので華奢な感じですが。。。
また、可愛さに似合わず、闘争心が非常に強く、他の品種のベタと争うと圧倒することが多いそうです。
カッコイイ
【8. 鯉ベタ 】
上記のプラカット種のバリエーション種として流通するようになしました。
そもそも私がベタライフを始めるきっかけとなったのが、この鯉ベタと出会ってしまったからであります
紅白の色合いに墨が入った三色が代表的ですが他にも黄/白/黒や赤×黒など鯉と同じようなバリエーションが存在します。
大正三色や昭和三色、緋写り、紅白といった鯉の名称で細分類されています。
私が突き詰めようとしているのは大正三色ではありますが、どのようなかけ合わせが適当かが解明されていないため、そうした謎を解くという楽しみもあるのです。
何故、私が大正三色にこだわるのか?は、またの機会に。
【その他のバリエーション】
ハーフムーン以上に尾が広がる個体をオーバーハーフムーン。
プラカットとハーフムーンを掛け合わせたプラカットハーフムーン。
などなど掛け合わせで色々な種類のベタが存在します。
どのベタを選ぶかは、その人のファッションと同じ嗜好性ですね。
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